映画・ドラマ・舞台と幅広いフィールドで存在感を放つ若手女優・髙石あかりさん。透明感と確かな演技力で注目を集め、国内外で評価を高めています。この記事では、髙石あかりさんのプロフィールや経歴、代表作に加え、女優としての魅力や現在の活動、今後の可能性までわかりやすくまとめてご紹介します。
髙石あかりのプロフィール
髙石あかり(たかいし あかり)さんは2002年12月19日生まれ、宮崎県出身の女優で、エイベックス・マネジメントに所属しています。
2014年にエイベックス主催のコンテストをきっかけに芸能界入りし、2016年からはダンス&ボーカルグループ「α-X’s(アクロス)」のメンバーとして活動していました。ユニット卒業後は女優業に専念し、映画やドラマに加えて舞台『鬼滅の刃』など数多くの作品に出演するなど、舞台経験も豊富です。
身長は160cmで、透明感のある存在感も魅力のひとつです。
その後は映像作品への出演が増え、特に2020年代以降は映画を中心に注目度が急上昇。2023年には「第15回TAMA映画賞」最優秀新進女優賞を受賞し、国内の映画祭でも高い評価を受けるなど、若手女優の中でも大きな期待を集める存在となっています。
経歴とこれまでの歩み
髙石さんは舞台での経験を通して演技の基礎を磨き上げ、その後は映画作品への出演をきっかけにさまざまな役に挑戦してきました。繊細な表情表現や、役への没入度の高さが評価され、「若手ながら大人の女優としての表現力がある」と話題になることも多いです。
特に、物語の核心を担うような複雑な役柄を見事に演じ切った作品では、作品ごとに全く異なる雰囲気をまとい、髙石さん独自の強みが際立っていました。
髙石あかりの代表作まとめ
髙石あかりさんの魅力を語るうえで欠かせないのが、映画やドラマでの代表作です。ここでは、これまでの出演作の中でも特に評価が高く、髙石さんの魅力が際立った主要作品をご紹介します。
映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ
髙石さんの代表作として真っ先に挙げられるのが、殺し屋コンビの日常と成長を描いたアクション青春映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズです。
彼女が演じたちさと役は、クールでありながらも独特の存在感を放ち、難しいアクションシーンも見事にこなす重要なキャラクター。
シリーズ化するほどの人気を支え、髙石さんの名が広く知られるきっかけとなった作品でもあります。
映画『わたしの幸せな結婚』
映画『わたしの幸せな結婚』では、髙石あかりさんが斎森香耶役を務めています。
ヒロイン・斎森美世の異母妹という重要な立ち位置で、物語の中で強い存在感を放しました。
香耶は母や妹への嫉妬や複雑な感情を抱えるキャラクターで、その内面の闇や執着心を、髙石さんは繊細かつ迫真の演技で表現。
多くのファンやメディアから「強烈な妹役」「目が離せない」と評され、作品の話題となりました。
映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』
2024年公開の映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』では、髙石さんは新聞部のメンバー・杉原かさね役として主要キャストの一人として出演しています。
主人公たちとともに、学園を舞台に新聞部の奮闘を描く本作で、物語を支える重要な存在として活躍しました。
若手キャストが多数集結したensemble作品の中で、髙石さんも自然体の演技で印象を残し、作品全体の空気づくりに貢献しています。
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
2025年後期の朝ドラ『ばけばけ』では、髙石あかりさんが主演(ヒロイン・松野トキ役)に抜擢されました。
この度、
2025年後期 連続テレビ小説「ばけばけ」ヒロインの 松野トキ を演じさせていただくことになりました。
温かく迎え入れてくださり感謝しています。
モデルである小泉八雲さんとセツさんの日常から溢れる愛情や思いやる心を大切に演じたいです。
よろしくお願いします!#朝ドラ #ばけばけ pic.twitter.com/cfmDIAZigi— 髙石あかり (@takaishi__akari) October 29, 2024
朝ドラのヒロインは若手女優にとって大きな飛躍のチャンスと言われており、髙石さん自身も「幼い頃からの夢だった」と語っています。
これまでのキャリアとはまた異なる新たな魅力を見せており、全国的な知名度の向上も期待されています。

女優としての魅力
髙石あかりさんの魅力は、多彩な役柄を自然に演じ分けられる“柔軟性の高さ”にあります。
・感情を細かく伝える表情
・目の芝居の強さ
・美しい立ち姿
・アクションもこなせる身体能力
・清楚さと芯の強さを併せ持つ雰囲気
こうした要素が組み合わさり、多くの作品で強い存在感を放っています。
また、舞台経験が長いことから、身体表現やセリフの届け方にも説得力があり、映像作品での安定感にもつながっています。
現在の活動と今後の可能性
映画やドラマへの出演が続く中、2025年には朝ドラ主演が決まり、女優として大きな飛躍の年になると見られています。
SNSでの丁寧な発信も魅力で、ファンとの距離が近い点も支持されている理由のひとつです。
今後は、恋愛ドラマ、コメディ、海外映画、さらには舞台作品での主演など、新たなジャンルへの挑戦も期待されています。
特に朝ドラ主演を経ることで、さらに幅広い層から認知が広がり、映画主演作のオファーが増える可能性も高いと考えています。
髙石あかりさんは、若手ながら確かな演技力と柔軟な表現力を兼ね備え、幅広いジャンルで存在感を示す女優です。映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで注目を集め、朝ドラ主演『ばけばけ』では新たなステージへと進もうとしています。これからの活躍がますます楽しみな、期待の女優といえるでしょう。
